チベタンタイガーラグ偽物と本物の違い・見分け方を解説

当記事はインテリアデザイナーが監修しています

ネパールの伝統工芸品「チベタンタイガーラグ」の本物と偽物の違いと見分け方をご紹介します。

インパクトあるデザインと縁起物・風水的効果が期待できることで知られているラグです。
値段が安すぎる場合はわかりやすいですが、そうでない場合の偽物本物の違いは何なのでしょうか？
専門店に掲載されている違いと見分け方を解説します。

※ここでは「模造品」のことを「偽物」と言い換えて解説しています。

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チベタンタイガーラグ偽物と本物の違い・見分け方

チベタンタイガーラグ専門店「SLOW TIGER公式サイト」のツイートによると、「インテリアショップや芸能人の自宅、雑誌やSNSに掲載されているチベタンタイガーラグは全て模造品」としています。

これが真実であれば、ショップや雑誌に掲載されているものですら偽物なのは衝撃的ですね…。

さすがに芸能人が持っているものは本物だと信じてしまいがちです…。

ここでは、チベタンタイガーラグの本物と偽物（模造品）との違いをSLOW TIGER公式サイトの画像を引用して解説します。

本物と偽物の見分け方のポイントは全部で5つあります。

本物と偽物の違いを1つ1つ詳しく解説します。

1.色味	はっきりしているか？ぼやけているか？
2.織り方	手織りか？機械織りか？
3.裏面	裏面も虎の模様かどうか？
4.耐久性	糸が抜けるか？
5.虎の表情	虎の表情が異なるか？

本物と偽物の違い（見分け方）を1つ1つ詳しく見ていきましょう。
画像の向かって左が本物、右が偽物になります。

色味の違い

本物のチベタンタイガーラグの色味ははっきりしていますが、偽物の色味はぼやけていて全体的に薄くなっています。

ぼやけているようなラグを発見した場合は注意が必要です。

織り方の違い

本物のチベタンタイガーラグはすべて手織りです。

一方、偽物は8割型機械で織っており、仕上げで織り込むところだけ手織りになっていることが多いようです。

裏面の作りの違い

個人的に裏面の確認が最も違いがわかりやすいと感じます。

チベタンタイガーラグの本物は表も裏も虎の模様になっていますが、偽物は綿で模様がなく表面のウールと裏面のコットンがボンドが接着されています。

裏面に虎の模様があるかないか確認するだけなので簡単ですね。

耐久性の違い

チベタンタイガーラグの本物は糸を引っ張っても抜けなくなっており、SLOW TIGER公式サイトでは「10年以上使い続けられる」「一生モノ」と説明しています。

これに対し、偽物は引っ張ると複数の糸がすぐ抜けてしまうほど脆く、耐久性に欠けます。

良いもの（本物）は長期間の使用が期待できますね。

虎の表情の違い

チベタンタイガーラグの本物は、1点1点が職人によるハンドメイドのため、すべて表情が異なります。

しかし、偽物は機械で織られていることから、すべて同じ表情になります。

ここまでチベタンタイガーラグの本物と偽物の違い・見分け方を解説しましたが、極論を言ってしまうと「専門店で本物を購入しよう！」ということです。

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チベタンタイガーラグの製作工程

チベタンタイガーラグの作り方は文字にすると簡単そうに見えますが、一人の職人が一枚織るのにかかる時間はなんと約一ヶ月。

一枚作るために多くの手間がかかっていることがわかります。

手間をかけて制作される本物のチベタンタイガーラグは、偽物とは違う味のある作品に仕上がります。

チベタンタイガーラグ専門店「SLOW TIGER」は売上の10％をチベタンタイガーラグを制作している職人に寄付するといった活動をしています。

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チベタンタイガーラグのサイズ

チベタンタイガーラグ専門店「SLOW TIGER」で販売しているラグのサイズはXS、S、M、Lの4種類です。

各種類のサイズ目安は以下の通りです。

サイズは大きめです。

Lサイズともなるとベッドフレームの幅と同じくらいの大きさになるため、それに応じたお部屋の広さが必要になってきます。

置きたい場所のスペースを測った上でサイズを選択しましょう。

チベタンタイガーラグの口コミ・評判

SNSにはチベタンタイガーラグを購入した方の感想（口コミ）が多数投稿されています。

しかし、前述でもご紹介した通り、中には偽物が紛れている可能性もあるので、専門店から購入することをおすすめします。

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